エイズの検査を無料で匿名で受けれることを知っていましたが、実際に行ったことはありませんでした。
自分は今まで普通に暮らしてきて、特に「これはヤバイな」ということもなかったと思いますが、
人生何が起きるかわからないし、どんな人が感染症にかかっているかもわかりません。
自分がエイズにかかっていないという保証もなかったので、今回エイズ検査を受けに行ってきました。
エイズの無料で匿名の血液検査に行った感想と様子。血液検査の方法
自分は静岡市に住んでいるので、静岡市保健所に行ってきました。
エイズの無料で匿名な血液検査の様子や受けた方を説明します。
もしも他県・他市の方は、保健所を置き換えて参考程度に見てください。
完全に匿名で無料でしたので、保健所に行く足さえあれば誰でも秘密で受けられます
(ただし、保健所に居合わせた人とは顔を合わせてしまいますが)
1,市役所のホームページで何処で何日にエイズ血液検査を受けれるか調べる
たいてい「エイズ検査 (自分の住んでいる市)」で検索すると、市役所のホームページが出てきて、何処で何日に検査ができるか書いてあります。
まずは、その情報を入手します。
参考、エイズ検査・相談と肝炎ウイルス検査について ‐ 静岡市
静岡市の場合、静岡市保健所で、上記日程でエイズの血液検査が出来ると公表されています。
検査日は
- 即日検査:一時間位待ちますが、その日中に結果がわかる
- 定例検査:一週間後結果を聞きに行く
と二種類あります。
気持ち的には、即日検査が良いですが、なかなか日程も無いのと、また待ち時間も大変なので自分は定例検査を受けました。
(即日検査は一時間の物理的な待ち時間が大変ですが、定例検査は一週間という精神的な待ち時間もまたちょっと不安になります)
即日検査の場合は、時々間違った結果が出ることもあるようなので、やはりちゃんと検査結果が出る定例検査がお勧めです。
上記、市役所のホームページで
- 血液検査が受けれる場所
- 検査日
- 検査が受けれる時間
をチェックしておきます。
匿名なので、特に予約なしで直接その場所にその日時に行くだけでOKです。
2,検査日に検査場所の保健所に行く
静岡市の場合は、城北保険福祉センターの保健所でエイズの無料血液検査が受けれます。
当日、受付可能な夕方に予約なしで訪問しました。
静岡市の場合、仕事終わりの18時~20時でも血液検査ができるので、仕事後に行きました。
今まで保健所に行ったことがなかったので、何処に行けば良いのか不安でしたが、看板がちゃんとありました
3,エイズの血液検査受付に行く。何処に行けばいいか案内があるので支持に従う、不安は特に無し
夕方、仕事終わりの18時過ぎに静岡市保健所に行きました。
保健所自体も閉まっているので、警備員といった感じの人しか居ませんでしたが、
「エイズの検査がどこでできる?」と尋ねるのも訪ねづらいですよね・・・。
どうしようと思っていたのですが、ちゃんと目立つように案内がありました「血液検査」と。
わかりやすいですね!
特に誰かに受付場所を尋ねることなく、エイズの血液検査の受付に行けました。
ついたて等もあり、匿名性の目隠しになっていました
4,血液検査の受付を済ます。ここが一番の難所でした
ここが、静岡市保健所の場合、いまいちでした。
血液検査の受付場所があるのですが、夕方の18時~20時の場合、受付に一人・血液を取る人一人と二人体制でした。
また、受付の人は、問診もやるので、受付自体に人が居ません・・・・。
どうして良いかわからず、
匿名性なのですが近くの検査に受けている人に「並んでますか?」と話しかけてしまいました。(まあ男性だし、もう二度と合わないかもしれないので良いのですが)
実際は、並んでいたのですが、受付を済ましては居なく、受付窓口待ち行列が無言で出来ていました。
自分は、18時ちょっと過ぎという早めの時間に行きましたが、エイズの血液検査に来ている人は、顔を合わせただけで5人は居ました。
受付窓口の担当の人が出てくるまでしばらく椅子で待ちます。
5,HIV交代検査相談票(問診票)を書いて待ちます
受付窓口の担当の人が捕まると、順番に順番が書かれた問診票を渡されます。
順番は特に受付で順番通り並んでいるわけではないので、血液検査を待っている人たち同士で、無言でアイコンタクト取りながら来た順で受け取っていきます。
ここらへんは、匿名ながら顔を合わせます。
血液検査に来ていた女性のかたは、マスクをして顔を半分隠すことにより、より匿名性を高めていました。
(マスクがそのためにされてたのかは不明ですが)
上記、問診票を記載して待ちます。
ここの受付番号順に中にナンバーで呼ばれます。
匿名なので、氏名はありませんが、太枠の
- 年齢
- 性別
- 国籍
- 検査回数
- 検査の動機
を記載します。
5,順番を呼ばれ中で問診を受ける
順番を呼ばれ、入り口から入り
受付担当兼問診担当の方に、問診票をベースに問診されます。
特に聞かれたのは
- 既に気になる症状があったりするのか?
- 検査動機は何か心当たりがあるのかどうか?
- 検査項目としては何を検査するか?
を聞かれます。
検査動機については、「特に無いですが、念のため」といった漠然としたものでも問題は無いです。
特に、怪しいとか追求してくることはありません。
検査項目については、自分の場合は「受けれるものは全部検査してください」とお願いしました。
女性の場合は、「クラミジア抗原」まで血液検査で受けれるようです(男性はクラミジア抗原検査は無し)
6,別室で血液を注射で採血される
問診後、順番の前の血液検査の人が、採血が終わると、別室に呼ばれ、今度は自分が採血されます。
ここらへんは、なるべく血液検査に来ている人に合わないように流れ作業的に、順番を守られているのですが
もう既に受付で顔を合わせているので、まあ匿名性というより流れ作業的な順番ですね。
あとは、血液を採血して終了です。
注射はもちろん新しい注射針を使って採血しています。
7,検査結果の受診票を受け取ってさくっと帰る
検査結果を聞くためには、この検査結果問診票が必要です。
記入した問診票の、受付番号が書かれた一部分を切り取っただけのものですが、
この検査結果問診票を受け取り、定例検査(血液検査)は終了です。
保健所から帰ります。
所要時間は30分もかからない程度でした
まとめ、エイズの血液検査を受けた感想(無料・匿名)
初めて無料で匿名のエイズ血液検査に行き、初めての保健所でしたが、ちゃんと検査会場にたどり着けるような案内もあり、困ることは無かったです。
もちろん無料で匿名でした。
ただし、受付は受付担当の人が居なく、血液検査待ちの不安な人たちでどうしたものかと多少戸惑っていました。
匿名ですが、こんな血液検査待ちの人たちで顔合わせがあるので、より内緒というか匿名性を高めたい人は、マスクをしていくと良いと思います。特に女性の場合は。
感想なのですが、なんとなく・・・
HIVは弱いウイルスで、粘膜や血液というより密接した環境で無いと感染しないことは知っていますが、このようなエイズ血液検査の場所にはより高確率でエイズの人が居たのだろうと考えると、部屋とか空気とか物とかで感染しないことはわかっていますが少し怖いです。
なんとなく、家に帰ってすぐにお風呂に入りました。
そして、「万が一自分が感染してたらどうしよう?」という気持ととともに、「普通に暮らしてきただけだから自分は大丈夫」という気持ちで、一週間結果を待ちました。
なかなか、大丈夫だと思っても不安になるものですね、特に待ち時間があるほど不安になります。
でも、
大切な人がいるのならば、早めにエイズの血液検査を念のためしておいた方が気持ちが安心すると思います。
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