アパートを引越ししたらADSLでインターネット接続できなくなった現象に見舞われたので、まとめたいと思います。
解決に至るまで一ヶ月間くらい時間がかかりましたがなんとか解決でき、今では普通にそして快適にADSLでインターネット接続ができるようになり良かったです。
ADSLモデムのリンクがプチプチ切れて全く使い物にならない現象が発生
インターネットに接続できなかった時の現象を整理しますと
- ほとんどの時間ADSLモデムのリンクライプは消灯している
- ADSLモデムの電源ランプはもちろん点灯している
- 時々ADSLモデムのリンクランプ点滅するが最終的には消灯してしまう
- ADSLモデムが時々、カチカチ音をして動こうとするが結局インターネットにはつながらない
という状況で、一日のうちほぼADSLモデムのリンクランプは消灯しているのでインターネット接続は出来ませんでした。
(パシコンやiPhoneでインターネット接続しようとすると、リンクランプが点滅し始めますが、結局消灯してしまいインターネットには接続できない)
上記写真の赤枠がADSLモデムのリンクランプ(使用しているモデムによって異なります。)
ADSLインターネットが接続できなくなった経緯・背景
ADSLプロバイダはソフトバンクのホワイトBBの電話加入権不要タイプを使用しており、前のアパートでは使用できていた環境をそのまま引越し先のアパートに持ってきた。
もちろん、ADSLプロバイダには引越の連絡をしていて、宅内工事も済んでいました(電話加入権不要タイプなので)。
また、自分はIT系の仕事をしていてコンピュータ周りに知識があるので
アパート内のADSLモデムから先のパソコン・iPhone等のアパートの中にある機械の設定には問題がないといえました(前のアパートでも使用できていましたしね)
ADSLプロバイダによる引越し手続きが済み、宅内工事日から一週間くらいはちょっと異常も感じつつも何とかインターネット接続が出来ていたので、特に調査もせずに使用していた。
ちょっと感じていた異常は、一日の内でインターネットを使用したい時間のほとんどの時間インターネット接続は出来たが、時々何かのタイミングでADSLモデムのリンクランプが消灯し(インターネット接続が切れ)、再度リンクが点滅しまた再びインターネット接続が出来るような現象が起きていました。
しかし、それから一週間後、一日中ほぼずっとインターネット接続が出来なくなる今回の現象に陥ってしまったのです。
ADSL接続出来ない場合の切り分けと責任範疇
ADSLによるインターネット接続において、関係者は上記になります
- 自分
- プロバイダー
- NTT
- アパートの不動産 (持ち家の場合、自分)
上記、関係者に順番に問い合わせました。
ADSLインターネット接続が復旧するまでに一ヶ月程度の長い時間をかけましたが、
まず結論を言ってしまうと、自分の場合は
不動産の責任範疇のモジュラージャックを交換してもらった事によりADSL接続出来なかった問題が解決しました!
(インターネット接続を光にすると自分の場合、月額二千円くらい出費が上がってしまうので、、、)
ADSLでインターネット接続が出来ない場合の切り分け方法
今回の自分が行ったADSLでインターネット接続が出来なかった現象において、切り分けと調査を行った方法を詳細にまとめ、紹介します。
1,自分の責任範疇部分の調査
まず、自分の責任範疇に間違いないことは確認しました。
今回の記事はこの部分は問題ない事を前提に説明しています。
2,プロバイダーの責任範疇部分の調査、問い合わせ
今回の場合、ソフトバンクのホワイトBBでADSL契約を行っており、ソフトバンクホワイトBBの問い合わせ先に電話をしました。
ソフトバンクホワイトBBでは、このような事象の場合行ってくれることは以下でした
- ADSLモデムの交換
今回の場合ADSLモデムはプロバイダにレンタルのため。
所要時間:3日間 - ADSL帯域調整
ADSL接続の周波数を変更することにより、ノイズを回避し接続しやすい周波数に合わせる調整。
所要時間:1日 - NTT局社内設備のメンテナンス
NTT局舎内にはプロバイダーの所有する機械DSLAM(ディースラム)があります。この機械への配線接続ポートに問題がある場合があるので、NTT局舎内で接続差し替えを行うようです。
DSLAM自体が壊れている場合はもっと影響が出ているハズなので、DSLAMは壊れていない前提となっています。
所要時間:一週間、ほぼ作業調整の待ち時間で作業時間はものの十分程度 - 専門家による手動ADSL帯域調整
2番めの”ADSL帯域調整”は機械による自動帯域調整です。それでも直らなかった場合は、専門家によるちゃんと目で見た微妙な調整をしてもらいます。
所要時間:1日
上記がプロバイダーでADSLインターネット接続が出来ない時に、助けてもらえることですが、上記を行ってもインターネット接続ができない場合、インターネットプロバイダーからは”環境”のせいにされてしまいます、、、
残念ながら、プロバイダーでは手をつくしましたが至りませんでした、、、と。
「プロバイダーとのADSLインターネット接続契約を辞めるかどうかは契約者様にお任せします。」という状況になりました。
3,NTTの責任範疇部分の調査、問い合わせ
自分のプロバイダー契約の場合、電話加入権不要タイプでしたので、NTTとは直接契約をしていませんでした。
なので、自分から116等でNTTに助けを求めてももちろん取り合ってもらえない状況でした。
では「電話加入権を貸してくれているプロバイダーであるソフトバンクがNTTに代理で調査切り分けのお願いができるか?」というと、やはりこれもソフトバンクからは出来ないという回答をもらい
また、「ソフトバンクでアパートにある保安器等の調査や修理が出来るか?」といとこれもソフトバンクからは出来ないという回答でした。
NTTの責任範疇がグレーゾーンになってしまい
ADSLインターネット電話加入権不要タイプでプロバイダと契約したことを悔やみました。
(しかし、情報によるとNTTと契約していてもNTTはADSLについて接続がうまくいかない切り分け調査等は行ってはくれないと聞きました。ただし切り分けを行って原因がNTTにあると判断できれば作業は行ってくれるそうです)
4,アパートの不動産責任範疇部分の問い合わせ
アパートや持ち家の調査になります。
こちらは自分の場合、アパートなので不動産とのやりとりでした。
(もちろん、アパートでADSLインターネット接続が出来る仕様であることは確認済です)
不動産はコンピュータ系に詳しくないので、切り分け等は期待できませんでした。
また、今までの経緯を説明しても中々理解も難しい状況でした(不動産の範疇外に原因があるのでは無いかという回答でした)。
なので、
アパートに引っ越してから一ヶ月程度プロバイダー等とやりとりしてきたがそれでもADSLが出来なくて本当に困っている事を伝えた上、「もしもモジュラージャックに問題が無かったらADSLは諦めます」と伝え、モジュラージャックの交換をお願いしました。
もしも、不動産では出来ないと言われたら、近所の街の電気屋にお願いするつもりでした。
(モジュラージャックの交換には資格が必要なため)
すると、不動産の設備の方が交換してくれると言ってくれ、直ぐに交換してくれました
モジュラージャックを自分で開け、見た限りでは特に変な部分はありませんでしたが、
不動産の設備の方が交換作業をしていたところ、モジュラージャックというよりモジュラージャックに接続している導線部分の表面が結構錆びていて、これがノイズの原因がもしれないということでした。
銅線のサビの部分を切り落とし、モジュラージャックと接続し直したところ、ADSLモデムのリンクランプは明らかに今までと異なる正常な動きをし始めました!
今回自分の場合のADSLでインターネット接続が出来なかった理由は、モジュラージャックの中の導線にあったわけです。
ADSLインターネット接続が出来ない問題が解決してよかったー!
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