2012年6月3日日曜日

住宅ローン金利が底値近い?ユーロの影響もあり

とある地方銀行が住宅ローンの借り換え営業に来た

その地方銀行の営業に聞くと、今現在(2012年5月)、住宅ローンの金利は底値近いという

鵜呑みにするわけではないが、営業の話を聞いたところ確かに金利が安い・・・これはどういうことか?自分なりに調べてみた

 

NHKのおはよう日本のニュースを聞いていたところ、とある情報が分かった

今現在

ギリシャ財政不安より円高ユーロ安の影響で日本の住宅ローン金利が下がっている

というのだ。

ギリシャの財政不安によりユーロ安になっているのは知っていたが、なぜそこから日本の住宅ローン金利が下がるのだろうか?

IMG_5276

ユーロ円の月足チャート、先週ユーロ97円を割って96円台に突入した。

 

ユーロと日本の住宅ローン金利がどう関係があるというのだ?

まず、ギリシャの財政不安は現在のニュースでご存知だと思う

そして、ギリシャの財政不安は、加盟しているユーロ価値の不安材料になり、円高ユーロ安になるところまでは分かる

このまま一方的にユーロが下落した場合、円高進行となり、それを嫌気して株価が下落する可能性がります。

そうなると、株式市場に流れていたお金がまた債券市場に戻り、長期固定住宅ローン金利の指標となる国債の価格が上昇、利回りは低下するので、長期固定住宅ローン金利にも低下圧力がかかり、金利は下がることになります。

住宅ローン、不動産アドバイス 住宅ローン金利、ユーロの動向に注目

 

つまり

  • ギリシャ財政不安→ユーロ安
  • 円高
  • 日本株価下落(日本国債人気、日本国債利回り低下)
  • 景気回復のために金利低下
  • 長期固定住宅ローン金利も低下

要するに、

日本の景気が悪いと、住宅ローン金利は安くなる(金利低下)のです

 

日本の金利はどこが決めているのか?日本銀行と住宅ローンの関係

為替取引をしていると分かるようになるのですが、日銀が金融政策会合で金利をどうするか発表しています

日本の基準となる金利を決めているのは日本銀行です

政策金利(せいさくきんり、bank rate)は、中央銀行が、一般の銀行(市中銀行)に融資する際の金利。

中央銀行の金融政策によって決められ、景気が良い場合には高く設定され、景気が悪い場合には低く設定される。

これによって、景気が良い場合には預貯金やローンの金利が上がり、通貨の流通が抑えられる。

景気が悪い場合には金利が低くなって、通貨の流通を促進する意味合いを持たせることになる。

政策金利 – Wikipedia

政策金利で決定されるのは、無担保コール翌日物と呼ばれる

nitigin-kinri

日本銀行時系列統計データ検索サイト

 

そして、各銀行が企業等のローン融資に採用する金利をプライムレートという

日銀にも長・短期プライムレートが記載されている

長・短期プライムレート(主要行) :日本銀行 Bank of Japan

※ 日銀ページのプライムレートに対する利用上の注意事項

    • 短期プライムレートには、1989年以降、都市銀行6行(みずほ、三菱東京UFJ、三井住友、りそな、みずほコーポレート、埼玉りそな)が短期プライムレートとして自主的に決定した金利のうち、最も多くの数の銀行が採用した金利および最高、最低の金利を掲載しています。1989年1月23日以降、金利決定方式を総合的な調達コスト等をベースとした方式に変更しています。
    • 長期プライムレートには、みずほコーポレート銀行が、長期プライムレートとして自主的に決定・公表した金利を掲載しています。

 

最後に、この短期プライムレートが住宅ローン金利に影響しているのです。

つまり、政策金利が動くと短期プライムレートが動き、その結果として変動金利型の住宅ローンの金利も動くという関連があります。

短期プライムレートは、本来、各金融機関ごとに決められる金利です。

しかし、実際のところは横並びが多く、変動金利型の金利(店頭金利、基準金利)も多くの金融機関で同じ金利が採用されています。

住宅ローン金利は短期プライムレートによって動く1 [住宅ローンの借入] All About

 

住宅ローン金利が何パーセントだとお得?

よくよく考えると、

政策金利がゼロ金利政策(政策金利0%)の場合、住宅ローンの変動金利は2.375%となるようなので、現時点の店頭表示金利はほぼ底値といえると思います

そこから、さらに住宅ローンの金利引下げ幅が各銀行であります

現時点(2012/6)、住宅ローン変動型金利は0.85%程度(店頭公開金利▲1.6)が最安値といえる

現時点での銀行に預金した場合の利息がネット銀行等で良い利息で0.5%あるのを考えると、0.85%でお金を借りれるのはかなり底値近い利息ではないだろうか

home-trendrate-201206

住宅関連金利の推移 – イー・ローン

 

ということで、現在自分は住宅ローンの借り換えを検討している

自分の住宅ローンの借りた時期は、これから住宅ローンの利率が上がるのではないかと言われていた2007年程度だったので、10年固定を選んだが

蓋を開けてみれば2012年、日本経済の景気は悪く、住宅ローン金利は下がっているわけだ・・・

金利がこれから急速に上がるとは思えない状況だが、あとは固定にすべきか変動にすべきか悩むところである

 

追伸

福井銀行等は、復興支援も含み住宅ローンを2年固定で0.70%と最安値で行っている

しかし、どうやら国の支援が含まれているようだ

hukui

住宅ローン「タクロー・ネクストステージ」 | 新築をお考えの方 | 住宅ローン | かりる | 個人のお客さま - 福井銀行

0 件のコメント:

コメントを投稿