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2012年1月6日金曜日

医療費控除の手続き方法。源泉徴収額以上にも全部申請しといた方が住民税がお得に!

医療費控除可能な場合というのは、1年間の医療費が10万円(もしくは所得の5%以上)を超えたら医療費控除申請可能です。

なので一年間の医療費の領収書はとっときましょう

 

医療費控除をする理由は、サラリーマンの場合

  • 会社で12月に年末調整をし、12月にもらった給与所得の源泉徴収票にまだ「源泉徴収額」(支払った所得税)が残っている場合
  • 上記「源泉徴収額」がなくても(住宅ローン控除等で)、来年の住民税を減税するため

の場合があります。

医療費控除が出来る場合で悩むのは、手間をかけて全ての領収書を医療費控除で申請するか、還付金の分の医療費控除の領収書(一部のみ)申請するかですが

医療費控除は例え還付金が無くても一年分全ての領収書を確定申告した方が住民税がお得です!

住民税の計算は、「給与所得の源泉徴収票」を使用して計算されます

「給与所得控除後の金額」-「所得控除の額の合計額」=課税所得

所得控除の控除額が所得税と住民税では異なります(例えば基礎控除が所得税の場合38万円だが住民税の場合33万円とか)

を元に計算され、その10%を翌年払います。

この時、住宅ローン控除にあたる「住宅借入金等の特別控除の額」は税額控除であるため「所得控除の合計額」には含まれません。(基本、住宅ローン控除は所得税のみ、もしくは所得税で減税できなかった分を住民税に回せるといった特殊控除です)

つまり、住民税の計算に住宅ローン控除での減税を期待できないのです。

住宅ローン控除で、源泉徴収額が0円になっても、住民税の所得はもっと減らせる場合があるのです

なので、たとえ住民税の計算が出来なくても、毎月住民税を支払う額がある限り医療費控除を全ての領収書申請しておいた方が住民税はお得になります

医療費控除は全ての医療費の領収書を申請しておいて損は無いです!

(上記内容は市役所に電話することで確認できます。)

 

では、医療費控除の申請方法です

医療費控除の申告方法・手順

医療費控除の申請は、12月に会社から源泉徴収票をもらってから、自分で確定申告をするという方法をとります。

医療費の領収書対象は、昨年の1/1~12/31までの医療費の合計になります。

医療費控除の申請期間は、確定申告と異なり1月から可能です。申請期間はいつでも良いのですが住民税の絡みがありますので3月中までに行うのがベストだと思います。

 

医療費控除の申請方法は、確定申告と同じく国税庁のホームページから簡単に出来ます

(上記内容は税務署に電話することで確認できます。)

その手順を簡単に説明します

国税庁のホームページに行き、「申告・納税手続」ボタンを押します

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「所得税(確定申告書等作成コーナーはこちらから)」をクリックします

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「確定申告書等作成コーナー」をクリックします

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(今年は平成23年)「申告書・決算書収支内訳書等 作成開始」をクリックします

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「書面提出」をクリックします

(e-Taxは便利ですが、電子証明書とICカードリーダライタが必要になります)

「書面提出」ボタンでパソコンを使用し確定申告書を作成し、税務署に郵送する申告方法をとります

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「このパソコンの環境における、下記のチェック項目については、全て確認済みです。」にチェックをし

「入力終了(次へ)」をクリックします

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「所得税の確定申告書 作成コーナー→所得税の確定申告書を作成」を押します

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「給与所得が1か所の方」をクリックします

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「確定申告書等を印刷して税務署に提出する。」を選択し、「生年月日」を入力

「入力終了(次へ)」をクリックします

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会社からもらった「給与所得の源泉徴収票」を見ながら「給与所得」の記入をします

画面を下のほうにスクロールし

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「医療費控除」をクリックします

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「医療費の領収書を治療ごとに入力する(明細書も作成されます。)」を選択し

医療費の領収書を治療ごとに入力します

1年間全部の領収書分入力し終わったら、「入力終了(次へ)」をクリックします

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「確認終了(次へ)」をクリックします

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「医療費控除」に控除額が入っている事を確認し

「入力終了(次へ)」をクリックします

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給与の「源泉徴収額」と「還付される金額」を確認し

「確認終了(次へ)」をクリックします

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「入力終了(次へ)」をクリックします

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住所・氏名等の入力をします。

還付金の振込先口座もここで指定します

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「印刷画面の表示」をクリックします

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「印刷画面の表示」をクリックします

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所得税の確定申告書がpdfで作成されましたので、印刷し必要書類(源泉徴収票や医療費の領収書)とともに税務署に送ります

印刷(もしくは保存)が終わったら、バッテンで閉じます

 

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「次へ」をクリックします

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「終了」ボタンを押し確定申告書の作成を終了します

 

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終了しようとすると、データ保存の画面が出てきます。

念のためデータ保存の場合は「OK」です。終了する場合は「キャンセル」を選びます

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「OK」ボタンで終了です

これで医療費控除の確定申告書の作成が完了です

 

参考: もしもデータ保存を選んだ場合

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