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2011年6月22日水曜日

確定拠出年金とは、退職金の一部(支払い方のこと)

確定拠出年金はご存知でしょうか?

企業によっては導入されていることかと思います。

そんな確定拠出年金とは何か。

 

確定拠出年金とは?

確定拠出年金は退職金の一部です。

退職金制度は企業によって異なるので、確認して見てください。

 

そもそも退職金はどのように支払わられるのでしょうか?

退職金制度は企業によって異なります。

退職金制度(退職金・年金制度)の例

  • 退職一時金制度のみ
  • 退職一時金+企業年金制度もしくは、企業年金制度のみ
  • 退職金制度なし

退職金があるメリットは、やはり企業の魅力になります。

退職金のない会社とある会社、どちらが就職するのに魅力的かという話です。

退職金一時金制度のみの場合は、社内積み立てなので例えば企業が倒産した場合に退職金が支払われないという危険性があります。

そこで、企業年金制度(確定給付年金)も登場してくるのです。

この確定給付年金に変わるもの(もしくは一部)が確定拠出年金になります。

 

確定給付年金とは?

将来あらかじめ決められた金額の年金が受け取れるように、企業や国が運用するという年金の仕組み

企業側のデメリット

長引く景気の低迷や運用利回りの低下により思うように運用できず、積立不足が生じている企業が続出しています。

確定給付年金では運用利回りの低下による不足分は企業が補てんすることになり、企業経営に大きな負担となる場合があります。

 

そこで登場したのが「確定拠出年金」

確定拠出年金では、まず企業が従業員の個人口座に掛金を拠出する。

それぞれ受け取った拠出金は従業員があらかじめ用意された運用商品の中から自由に選んで運用できるという仕組み

 

企業側の「確定拠出年金」導入メリット

複雑な数理計算が不要で、人事負担を削減できます
企業は、確定した掛金を掛け、その期の費用として計上するだけです

企業にとって資産運用のリスクがありません。
追加負担が生じないので、経営の安定に役立ちます

従業員にとっては目に見える形で自分の年金が管理されるため、企業から福利厚生を受けたという実家を得やすいといえます

従業員は自らの自由に運用指図をすることも出来るので、年金受給金額を増やせる可能性があります。
従業員の自助努力意識、投資・金融知識の向上にも役立ちます

税制面でも企業型の場合は、掛金が損金扱いとなり、従業員にとっても掛金は所得とみなされません。
つまり拠出時・運用時には、税金がかからずに積み立てられるメリットがあります。

確定拠出年金は退職給付債務の対象とならない点もポイントです

 

まとめると

簡単にいうと、企業が退職金の資産運用するのが大変なので個人責任で行ってくださいということ。

そうすれば個人の投資に対する意識も芽生えるでしょ?といった企業年金の仕組みである。

退職金の一部の積み立てなので掛金は給与明細に記載はない(所得とみなされない)。

例えば、企業年金制度の80%確定給付年金(DB)で20%を確定給付年金(DC)で行うといった企業がある。

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