2013年1月27日日曜日

惣菜や焼き鳥を購入した時に使用されるプラスチックの容器がありますよね

この前スーパーで購入したトップバリューの餃子に使用されていたプラスチックの容器には

※電子レンジで温める場合は、別の容器に移してください

と書かれていました

つまり、

プラスチックの容器のまま惣菜を電子レンジでチンしてはダメだと言うことです

しかし、一方

コンビニ弁当は同じようなプラスチック容器なのに電子レンジでチンしてしまいます。

この違いはいったい何なのでしょうか？

惣菜や焼き鳥のプラスチック容器は電子レンジはNGなのにコンビニ弁当のプラスチック容器は電子レンジOKな理由

実は、

同じよううなプラスチック容器ですが電子レンジOKなプラスチック容器と電子レンジNGなプラスチック容器があるのです

これは素材の違いです

プラスチック製品には、よく以下のようなマークがあります(ペットボトルにもあります)

このPSとPPがプラスチックの素材の違いで、この素材の違いで電子レンジOKかNGかに分かれます

耐熱温度は110～130℃前後。電子レンジ可。

色が付いているパッケージの場合が多い(例えばコンビニ弁当の下皿のプラスチックように)

耐熱温度は70～90℃前後。電子レンジは基本的に不可。（耐熱性を高めた電子レンジ可のものもある）

透明なパッケージが多い。高温になると変形したり異臭がします

よく電子レンジ不可のPSのプラスチック容器を電子レンジにかけてしまう人がいます

「短い時間(一分程度)なら問題ない」と言っている人がいますが、これは耐久温度以内ならばプラスチック容器が変形しないということです

もしも、プラスチック容器が変形してしまっても

「成分の溶出試験などの基準がありますので、当然適合した素材でないと食品への使用できませんから、直ちに人体には影響しない」と厚生労働省は回答しています。

つまり、気にしない人も中にはいます

(得意の直ちに人体に影響はないパターンですね^^)

参考：